2026-05-01から1ヶ月間の記事一覧
鈴木一平の「水鏡」(リンク) 風のない夕暮れ、「水面」が鏡のように周囲の風景を映すことがあります。昔の人は、その静かな水面に、自らの姿だけでなく、心の奥にある感情まで映していたのかもしれません。 表題の「水鏡(みずかがみ)」という言葉には、…
つまさき坂(リンク) 春先の坂道には、時折、『人』の記憶を呼び戻すような風が吹くことがあります。 平地では忘れていた感情が、坂の途中でふと蘇り、まるで『坂』が過去と現在を隔てる境界線のように感じることがあるからです。 そんな坂道で、元恋人と『…
砂山の花(リンク) 素晴らしい歌でありながら、時代の波間に静かに埋もれ、忘れられてゆく歌は多いのですが、この『砂山の花』もその一つです。 しかし考えてみれば、それは歌に限った話ではないのでしょう。『人』もまた同じで、いつまでも誰かの記憶に残…
大滝詠一が歌う 「さらばシベリア鉄道」(リンク) 雪原の中を、どこまでも走り続ける列車。振り返ることなく、ただ前へ前へと―――。約50年前、そんなイメージが思い浮かぶ歌が誕生しました。 モスクワ・オリンピックが開催された1980年(昭和55年)。政治的…